先日、岬町の三門駅のすぐ近く、聖愛乳児園にお伺いしました。
写真はHPよりお借りしています。
最後にHPのリンクを貼りますね。
岬町の皆さん、いすみ地域の皆さん、
ご存知でしたか?
さて、乳児院ってどんなところかというと・・・
乳児院とは、何らかの理由によって、親との生活が困難である子どもを保護、養育するための施設です。預けられる理由は、親の病気や死亡、経済的理由、虐待などさまざまです。子どもの養育が困難であると判断される場合に、乳児院で保護し、生活の場として24時間体制で子どもを養育していきます。
乳児院では、保育士、看護師、管理栄養士、医師など、さまざまな職種の職員がチームとなって子どもを育てていきます。乳児院に預けられる子どもたちは、産まれて間もない新生児だったり、虐待などにより栄養状態が良くなかったり、障害を持っている子も珍しくないため、さまざまな面から子どもを養育していくことが必要となります。専門的な知識を持った、さまざまな職種の職員たちが、情報交換しながら一体となって子どもに関わっていきます。
乳児院には、親の出産や病気、入院などにより、一時的に子どもを預かるという機能もあります。さまざまな理由から、家族や両親を頼ることのできないという人にとって、必要な時に子どもを預けることのできる乳児院は、なくてはならない施設です。
せっかく園長先生にいろいろとお伺いしてきたのですが、正しく説明する自信がないのでリンクを貼らせ頂きます(;^_^A
なぜ乳児院を紹介しているかというと、先日行った
子どもの育ち勉強会~頼れる地域の支援『知ろう・つながろう』~
にてご協力頂いた12機関の一つだからです。
実は、当初は参加依頼を考えていませんでした。
私の認識の甘さですが、
お子さんの育ちに心配のあるお母さんが頼るサポート機関として、乳児院が挙がらなかったからです。
それまでの私のイメージとして、乳児院というのは、
お母さんに何らかの事情があって、育てられないお子さんを預かる施設・・・
虐待とか・・・病気とか・・・
ちょっと切ない事情を抱えたお子さんが暮らす施設という印象がありました。
実は今、乳児院は、地域の子育て支援センターとしての機能を持つようになっているそうです。
乳児院で過ごすお子さんは、生後まもなく~2歳くらいが多いそうです。
ということは、
その年代のお子さん相当数と過ごし、つぶさに様子に触れ、寄り添った実績があるということです。
地域の保育所にもその年代のお子さんはいますが、乳児院は、やはり育ちに心配のあるお子さんの割合が多いと聞きました。
聖愛乳児院の心理士さんにお伺いしたところ、
生後まもなくから、発達の心配のある子は特徴的な症状がある場合があるそうです。
詳しくは書けませんが、
その年代のお子さんの様子を数多く見てきた心理士さんですから、
「それはお母さんのせいじゃないよ!」
「幼いころ、こんなことなかった?」
みたいなお話はお手のものだそうで・・・。
私、ショックで、不覚にも涙出ましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
生後間もなく~2歳くらいといえば、
お母さんが我が子に、なにか他の子と違うよね・・・?
うちの子、やたら手がかかるよね・・・?
と心配になって専門家に相談に行っても、
「まだ幼いので様子を見ましょう」と言われてしまうことがある時期です。
様子を見ましょう・・・って、どうすればいいのさー!!って、お母さんは放置され、悶々と過ごす時期ですよね。
そのツラい時期に、的確なアドバイスをくれる存在がいたんだ!知らなかった!というショックです。
乳児院に預ける家族だけでなく、地域の育児相談も行っているところもあります。子育てに疲れてしまった時や、誰かに話を聞いてもらいたい、子どもの発達で気になることがある、など、子育ての不安や悩みを抱えた人のためのサポートです。相談できる場所があることは、子育て中のママにとってありがたいですね。
聖愛乳児園の心理士さんは、詳しくは書けませんが、もはやお仕事を超えているのでは?というほど親子サポートに尽力しておられます。
親子のため、そしてご自身の為でもあるというのですから、意識の高さに敬服です。
園長先生も、心理士さんもすばらしく、
いかにこころざしの高い乳児園かがお分かりいただけたら有難いです。
2歳ごろまでのお子さんの育ちに悩むお母さんがどれだけいるでしょう。
お母さんたちが、この心理士さんと気軽に話せる機会を作りたいと思います。
近くの乳児院に、こんなに心強いサポーターがおられるとは!
それを知らなかったとは(;´∀`)!
この地域はすごいなあ。活用しないなんて、もったいないなあ。と思いました。
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