NHKウワサの保護者会『子どものウソ』

好きですね~ほんとに。

またまたNHKの子育て番組にはまっています。


今日は録画してあった「子どものウソ」という番組。



子どもは小学生にもなってくると、ウソが上手になってくるそうです。でも、ウソをつくような子にはなってほしくない!

親はどうすればいいんでしょうね?



取り上げられていたウソの話題に、

 ぬいぐるみが大好きなお子さん。お小遣い制ではないので、普段は余分なお金を持っていないのだそうです。水族館に出かけたとき、おばあちゃんからこっそりお金をもらってカワウソのぬいぐるみを買ったそうです。お母さんには「水族館のクイズで当たった」というウソをついてしまい…。でも、その日の夜、「頭がモヤモヤした」ので、本当のことをお母さんに告げたそうです。


また、

 あるお子さんは勉強が嫌で、友達の家でゲームをして遊んでいるそうです。でも、母親が勉強してほしいと思っていることを知っている…。そこで、「友達と一緒に勉強してた。算数の問題が難しかったけど、田中君が教えてくれたよ。」というウソのストーリーを考え出し、ピンチを切り抜けたんだそう。



この話を聞いて、お母さんに本当のことを告げるなんてエライ!とか、

ウソのストーリーを言うなんてかわいい~、なんて

思ってしまう。

のは、今だから。

当時は、もう、ほんとに、

しょっちゅう叱ってました~。



我が子は、よくウソをついていたんです。ってか、今でも?(-_-;)


失敗しちゃったことを怒ってるんじゃないよ!!隠そうとしてウソをついてるのが許せない!!そっちのほうが100倍悪いんだよーーー!!

とか。

小さなウソほど許せなくて、

大きくなったらちょっとのウソが信頼をなくすんだからね!!

一度、信頼なくしたら、取り戻すのって大変なんだよ!!

なんて、脅しか?ってほど、幼い我が子に叱ってました。



どうしてウソが上手くなるのか、その理由は…

”子どもは成長につれて、「将来の計画を立てる」「理想の世界を思い描く」ことなどができる基礎力がついてくる。その1つとして、つじつまの合うウソをつけるようになる。子どものウソは成長の証拠でもある”


さらに、ウソの背景は…

・相手の気持ちを理解した上でウソをつけるようになる。

・葛藤の1つの解決策としてウソをつく。


では、ウソを親はどうしたらいいか…

・常に怒るのは、効き目がない。怒られたくないので、もっとウソをつくようになるかも。

・なぜウソをついたのかという原因を考え、気になる場合は原因から解決策を探る。

 *「嫌な勉強から逃げたかった」→一緒に勉強するなど環境を整える

 *「お金をもらったことを隠したかった」→お金が自由に使えないストレスを解消する。お小遣い制にするなど。

でも、小さいウソは見逃してもよい!



だそうです。


ウソは成長のあかし!?

常に起こるのは逆効果!?

小さなウソは見逃してもいい!?


なるほど、ですね。

でもね、そんな風に言われても、ハイそうですかって冷静になんてなれなかったなあ。

逆のことを子供にやっていました。



最後に”気になるウソ”が紹介されていました。


お子さんが最近明るくなったそうです。「何かあったの?」と聞くと「何もない。ふつう。」というのだけれど、それはウソだった。実は学校の友達にいやがらせを受けていたのだが、母に心配させたくないので言わなかったのだそうです。



さて、このように心配させたくないウソをついたとき、親はどうすればいいのでしょうか?


*なにかあった事が分かった時は、「なんでウソついたの?」と責めるのはよくない。

*何気なく遠まわしにアドバイスをする方がよい。例えば、自分の経験談として解決策を伝える。

*安心して何でも話せる雰囲気を作る。


ということでした。

どの方法も、親が冷静に向き合わないと、なかなか難しいかもしれませんね。

子どもの目線で考えれば分かりそうなものなのに、

つい、親目線で感情的になってしまいがちです。


普段から、子どもの言動にアンテナを高くしておかなきゃ。

何でも話せる雰囲気ってとても大切だと思います。大切だけど、思春期だったりすると難しいですよね。

子どもが話を始めたら、じっくり聞いてあげることから始めようかな、なんて思いました。


それぞれのご家庭で方法は違うと思いますが、皆さんはお子さんのウソにどう対処しているのでしょうか。みんなで話す機会が作れたらいいなあ。








つながる-koco

つながるkocoは、発達に心配のあるお子さんの育ちに寄り添い、お母さんどうしがつながり、学び合い、分かちあう会です。ここに来れば聞いてもらえる、分かち合える、誰かとつながれる…そんな場所になることを願っています。

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